ココナツ洗剤Q&A:ココヤシ と アブラヤシ は違うの?

2020/04/19


ご愛用者の皆様からのご意見・ご質問コーナーです。たくさんのお言葉を頂き、誠に有難うございました。日常生活で毎日使用する大切な洗剤ですから、何かご不明なことが有りましたら、どんな些細なことでもどしどしお問い合わせください。できる限りの回答をさせて頂きます。


皆様からのご質問・総集編 コロナウィルス対策にはなりますか? 赤ちゃん、子供用にココナツ洗剤を使っても大丈夫ですか? ココヤシとアブラヤシは違うの? 界面活性剤って何? 「脂肪酸アルカノールアミド」と「アルキル硫酸エステルナトリウムって何?? ココナツ洗剤が花粉症対策に良いって本当ですか? 動物病院でトリマーとして働いています 母の日にココナツ洗剤を送りたいのですが・・・ 食洗機では使えますか? すすぎ洗いの回数は? 使用期限はどの位ですか? 柔軟剤は必要ですか? 白濁するのはなぜ? 洗濯物に臭いが有りますが?




なるほど ココヤシ と アブラヤシ は違うの?


先日、ココナツ洗剤ヘビーユーザーのお客様Y様からメールを頂き、最近ネットではアブラヤシの植林拡大の為に東南アジアの熱帯雨林の環境破壊がすごい状況だと叫ばれているが、ココナツ洗剤の原料も加担しているのであれば、今後、ココナツ洗剤は使用したくない、との厳しいご指摘でした。

熱帯地域では至る所で目にし、南国の代名詞にもなっているヤシの木ですが、日本ではあまり馴染みが無い為、アブラヤシとココヤシの違いをご存じの無い方々が多くいらっしゃることと思います。 そこで、大事な問題でもあり、Y様からのご要望もありましたので、アブラヤシとココヤシの違いを下記に紹介させて頂きます。

まず、基本的な点ですが、ココナツ洗剤の原料は、プランテーションで問題になっているアブラヤシではなく、ココヤシです。 主にボルネオ島などで生産されているアブラヤシからは大量生産で安価にパーム油、パーム核油が取れます。 その代わり、内陸部を森林伐採してプランテーションを拡大したため、深刻な環境破壊が問題となっています。これも全て人類がもたらした愚かな自然破壊の一つとして、ご認識ください。

弊社の洗剤の原料のココヤシは、主にフィリピンの海岸沿いなどで栽培されており、熱帯雨林を切り開いて作るアブラヤシとは、基本的に別の植物と考えて頂いて宜しいかと思います。アブラヤシから取れるパーム油・パーム核油と比較して、ココヤシから取れるヤシ油は高価ですが、大容量(4L、18L)のココナツ製品のみの取り扱いとさせて頂くことで、出来る限りリーズナブルな価格でお客様に、ココナツ洗剤をご提供できるように企業努力しております。

なお、近年はパーム油・パーム核油の消費量の8~9割が食品用に使用されています。
原料名に「植物油脂」と書かれているものは、その多くがパーム油・パーム核油です。

更に詳しく下記に違いを記載させて頂きました。
写真が、違いを把握するのに一番分かり安いかも知れません。



● ココヤシ

単子葉植物ヤシ科の高木でヤシ科植物の中で最も有名で、利用価値も高い。単にヤシと言えばこれを指す。

果実はココナッツとして有名であり、主に食用となる。ポリネシアから熱帯アジアが原産とされるが、現在では世界中の熱帯地方で栽培されている。

茎は材として用いられ、葉は屋根を葺き、あるいは繊維を編んで敷物やカゴなどに加工される。固い殻の内部の周縁部には固形胚乳の層があり、中心近くには約1リットルの液状胚乳、ココナッツジュースが入っていて、そのまま飲用される。これは、熱帯では多くの場合に野外の生水は衛生的に危険な為、非常に重宝される。

果実は非常によく海水に浮かぶので、海に落ちれば海流に乗ってかなり遠方まで流され、砂浜に打ち上げられた後そこで発芽することで分布を広げる。日本にもしばしば漂着することで有名である。 島崎藤村作詞の童謡「椰子の実」は、これをテーマに作られたものである。



● アブラヤシ

アブラヤシ(oil palm, Elaeis)は、ヤシ科アブラヤシ属に分類される植物の総称。果肉と種子から油脂が取れ、商業作物としてマレーシアを中心に約20000平方kmの大規模な栽培(プランテーション農業)が行われており、1995年には世界の生産量の51%を占めた。一方、プランテーションの拡大は天然の熱帯雨林を焼き払って進められたため、著しい環境破壊を招き、この地域での主要な環境問題となっていると同時に主要な基幹産業となっている。果実のうちの果肉からはパーム油が、また、中心部の種子からはパーム核油が得られる。パーム油とパーム核油の品質は異なっており、パーム油は調理用、パーム核油は加工食品用としての用途が多い。

また、アブラヤシの油はバイオディーゼル燃料としての利用も考えられている。換金性の高いアブラヤシはコプラ原料となったココヤシを駆逐して急速にその栽培面積を増加させつつあり、パーム油の世界生産量は植物油中1位である。