Q&A
ココナツ洗剤Q&A:「脂肪酸アルカノールアミド」+「アルキル硫酸エステルナトリウム」 って何??
ご愛用者の皆様からのご意見・ご質問コーナーです。たくさんのお言葉を頂き、誠に有難うございました。日常生活で毎日使用する大切な洗剤ですから、何かご不明なことが有りましたら、どんな些細なことでもどしどしお問い合わせください。できる限りの回答をさせて頂きます。
皆様からのご質問・総集編
コロナウィルス対策にはなりますか?
赤ちゃん、子供用にココナツ洗剤を使っても大丈夫ですか?
ココヤシとアブラヤシは違うの?
界面活性剤って何?
「脂肪酸アルカノールアミド」と「アルキル硫酸エステルナトリウムって何??
ココナツ洗剤が花粉症対策に良いって本当ですか?
動物病院でトリマーとして働いています
母の日にココナツ洗剤を送りたいのですが・・・
食洗機では使えますか?
すすぎ洗いの回数は?
使用期限はどの位ですか?
柔軟剤は必要ですか?
白濁するのはなぜ?
洗濯物に臭いが有りますが?

【インターネットで環境負荷の少ない洗剤を探していて、御社のココナツ洗剤にたどり着きました。もう数年愛用していて、使用感に関しては何の不満や不安もないのですが、成分の「脂肪酸アルカノールアミド」と「アルキル硫酸エステルナトリウム」がとても気になりました。この二つの成分がどういった原料から作られ、何のために配合されているのか、教えて下さい。またそれぞれの配合比率(%)も可能な範囲で教えて下さい。】
殆どのヤシ油メーカーは合成が楽な、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウムを使用しておりますが、これは最終的に市販の石油系でも作られる洗剤(界面活性剤)であります。
一方弊社製品には同じような環境商品でも、アルキル硫酸エステルナトリウム(陰イオン)を採用した点が他社には無い優れた特徴となっております。同じヤシ油から取れるものでも、より安全で洗剤を濯ぐスピードの速さと環境負荷が更に小さい物を採用しており、気温の上がる夏場でも、白濁も変質もする事が少なく非常に安定している成分です。
アルキルエーテル硫酸エステルナトリウムを使用している他社製品のヤシの実洗剤と比べて、何度実験しても2割ほど濯ぎの水の使用量が少ない結果も得られています。
その安全性は既に実証されており、他社製品ですが、赤ちゃんの肌着洗い専用洗剤で、この2成分が主に使われている洗剤もあります。
配合比率に関しましては、「脂肪酸アルカノールアミド」85%、 「アルキル硫酸エステルナトリウム」15%、この二つが全体に占める割合は15% です。
大手モールのレビューには、「アルキル硫酸ナトリウム(別称:ラウリル硫酸ナトリウム)は経済産業省のサイトでPRTR法・第一種指定物質として掲載されている」と記載されていますが、両者は全く別物で、下記経産省のHPにも第一種指定物質として一切記載されて居りません。名も明かさず出所が不明で、稚拙なエセ情報には十分ご注意ください。
https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/law/prtr/pdf/sindai1.pdf
また、当成分に関し客観的な説明が掲載されている、 Wikipedia の下記内容も参考になると思いますので、ご参照ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%85%B8%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB#cite_note-S2007-5
今から40年以上前に、主に「せっけん推奨派」によって、石鹸以外の洗剤に対して「催奇形性」、「発がん性」、「毛が抜ける」、「経皮毒」等、論拠のない悪質なデマが流された時期がありました。逆にそれによって、研究分析がよりしっかり行われる結果となり、すでにその当時に、発がん性はもちろん、健康への害などはないと研究によってきっぱり否定されております。
さらに詳しくは、下記、洗剤のスペシャリスト横浜国大・大矢先生のHPをご参照ください。大変参考になります。
http://www.detergent.jp/kaisetsu/session01.pdf
- 2022.09.24
- 14:53
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